動物たちの健康維持に役立てたい食べ物~野草編~
漢方薬や民間薬としても利用される野草。
その中から動物たちが食べられる野草を
健康維持に役立つ効果と共にご紹介。
第2弾は「クローバー(シロツメクサ)」
四つ葉のクローバーを探したり、花冠などをつくったりという
イメージのあるクローバー。
そんなクローバーを食べると
どんな効果が得られるのでしょうか?
※クローバーとはシャジクソウ属の植物の総称ですが
日本では主にシロツメクサ(ホワイトクローバー)をイメージする為
ここではクローバー=シロツメクサとしてご紹介します。
クローバーについて
・マメ科シャジクソウ属の多年草。学名:Trifolium repens
・もともとはヨーロッパからの外来種。繫殖力が強く、踏みつけにも強いため各地に広まり芝生の代わりや雑草 対策のグランドカバーとして利用されることもある。
・春先から葉っぱが成長しだし、4月から9月頃まで白い花を咲かせる。
・場所によっては夏の暑い時期には地上部が枯れてしまうが、また秋になると成長する。
何に使われている?
東洋の漢方ではクローバーの全草を乾燥させたものは「三消草(サンショウソウ)」という生薬になり、水や酒で煎じたものがてんかんや痔の出血に効果があるとされる。また西洋でも咳止めや利尿などの効果があるとされています。
葉の部分(特に若く柔らかい葉)は茹でておひたしやあえ物、炒め物にでき、花の部分も茹でて酢の物にしたり、てんぷらにしたりして食べることができます。
動物に与えるときは?
クローバーなどのマメ科の植物は高カロリー・高タンパク・高カルシウムで成長期などの栄養が多く必要な時にピッタリ。食べすぎると肥満・結石・鼓脹症などをおこす可能性があるので、特に成長期以外の動物に与える際は動物の体質や体調によって様子を見ながら適量を与えるようにしましょう。
あと、もし野外で採取して与える際はよく似た植物で動物にとって有害なカタバミと間違えないように注意が必要。
葉っぱはよく似ていますがカタバミは黄色い花が咲くので、自信のない場合は花を見て判断すれば安心です。
まとめ
・クローバーは薬用・食用として使われてきた植物。
・嗜好性が高く栄養価が高いマメ科の植物なので、与えすぎには注意が必要。
・野外で採取するときは動物に有害なカタバミと間違えないように!
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