
フードロスを福祉へ─企業にしかできない命の守りかたがあります。
導入|人のためのCSRだけで、いいんでしょうか?
社会貢献活動、いわゆる「CSR(企業の社会的責任)」という言葉を聞いて、まず思い浮かべるのは──
環境問題への対応、災害支援、子どもや高齢者の福祉支援…といった“人間のための支援”ではないでしょうか?
ですが、社会には、人の手がなければ生きていけない命がもう一つ存在しています。
そう、“ペット”と呼ばれる動物たちです。
とくに、捨てられたり、飼育が困難になったりした動物たちは、生きるためのフードさえ手に入らない状況に陥ることも少なくありません。
今回は、そうした命を支えるために企業が取り組んでいる支援事例、そして総合ペットフードバンクという新しいCSRのかたちについてご紹介します。
実例紹介|命に寄り添うCSRのかたち
事例①:食品メーカーA社
賞味期限が近くなったペットフードの回収・提供を月1回実施。自社倉庫で仕分けして、福祉団体へ定期提供。
→ CSR効果: 廃棄ロス削減・SDGs連携・社内スタッフの士気向上
事例②:ペット用品メーカーB社
キャリーやヒーター、シーツなどを製品サンプルや傷なし返品から選別し、月単位で寄贈。ブログやSNSでも報告。
→ CSR効果: 企業ブランドの信頼性UP・購入者からの評価向上
事例③:運送会社C社
災害時や大型レスキュー支援時に、物資の無償配送を提供。動物保護団体と連携協定を結んで即時対応可能に。
→ CSR効果: 地域貢献として自治体からの評価も高い
ペット支援は、なぜ“CSR”になるのか?
CSRは「社会の中で企業が果たすべき責任」とも言われます。
では、動物支援は“社会の一部”なのでしょうか?
私たちは、“YES”だと信じています。
なぜなら、動物たちは人と共に生きている存在であり、
ペットとして迎えられた命には、人間の責任が伴うからです。
さらに、
フードロス削減(賞味期限間近の製品活用)
使われなくなった在庫や返品の有効活用
地域でのレスキュー活動のサポート
など、動物支援には環境対策・地域貢献・社員満足などの要素が詰まっています。

GSA-JAPANが提案する「総合ペットフードバンク」という仕組み
GSA-JAPAN(日本動物福祉映像倫理委員会)が運営する総合ペットフードバンクは、犬猫に限らず、
ウサギ・鳥類・爬虫類・ヤギ・家禽など、あらゆる動物たちを支援対象としています。
支援内容は以下の通り:
フード(ドライ/ウェット/冷凍/草類など)の回収と再配布
ケージ・ペットシーツ・ヒーターなどの用品支援
支援物資の仕分け・在庫管理・マッチング支援
支援申請フォーム・寄付申込フォームの整備による透明な運営
現在、すべての運営費・管理費は民間からの自費で支えられており、企業の協賛が必要不可欠です。
企業ができる支援とは?|メニュー一覧
支援内容 | 詳細 |
---|---|
フード寄付 | 賞味期限が近い/流通しない製品など |
用品寄付 | サンプル・在庫・使用済良品など |
協賛金の提供 | 継続運営費/保管費/搬送費の支援 |
物流・搬送支援 | 配送トラックの協力/倉庫貸出など |
情報発信・イベント連携 | 自社SNSや広報誌での紹介など |
※詳細は「協賛申込フォーム」よりご相談ください。
まとめ|命に“人気”なんていらない
ペットとして生まれた命に、“種類”や“人気”の違いで支援の差があっていいはずがありません。
目立たない動物、小さな命にも「食べる安心」を届けたい──
それが私たちの願いであり、
それを支える仕組みを企業と一緒に作っていきたいと考えています。
「CSRは社会の責任。命を支えることも、社会の一部です。」
ぜひ、あなたの会社がつくる未来の一歩に、
この活動を加えていただけませんか?
詳しくはこちら → 【協賛申込フォーム】
活動全体を見る → 【総合ペットフードバンクとは?】