動物たちの健康維持に役立てたい食べ物~ドライフルーツ編~
第4弾は「パイナップル」
パイナップルと言えば舌がひりひりするイメージがある方もいると思いますがその理由もあわせてご紹介。
パイナップルの基本データ
・パイナップル科アナナス属。
・一年を通して輸入されて市場に出回っている、国産のパイナップルは初夏~夏にかけてが旬。
・固い皮を持つパイナップルの中でもボゴールパイン(スナックパイン)という種類は手でちぎって食べることも出来る。
・パイナップルはへたの部分の挿し木で育てることができ、実がなるまで育てることも可能。
ドライパイナップルに含まれる成分は?
ドライパイナップルには
ブロメラインはパイナップル科の植物に含まれるタンパク質分解酵素。
タンパク質の消化を助け、胃腸の負担を減らし消化吸収を高める効果や、体の痛みや腫れなどを抑える抗炎症作用もあるといわれています。タンパク質分解酵素は熱に弱いものが多く、ブロメラインも60度で効果を失うとされています。
その名の通り水に溶けない食物繊維で、水分を吸って膨らむ性質があり、その性質により大腸内の便が
かさましされ柔らかくなります。他に腸内の有害な物質を吸着し一緒に排泄される作用も。
などの成分が含まれています。
なかでもブロメラインはパイナップルの特徴的な成分で、パイナップルを食べて舌がひりひりすることがあるのはこの成分によって舌の表面のタンパク質が分解され刺激されるのが原因となってます。
期待できる効果
ドライパイナップルに含まれる成分によって期待できる効果とは?
毛づくろいなどで飲み込んだ毛が体内で塊となってしまう毛球症。その原因となる毛と毛をくっ付けているタンパク質をブロメラインが分解することで塊ができにくくなり毛球症の予防に。さらに不溶性食物繊維が毛の排出をサポート。
大腸内で水分を吸って膨らんだ不溶性食物繊維により、腸の蠕動運動を促されるため便秘の予防・改善に効果的。さらにブロメラインには整腸作用があるとされこちらも便秘の予防・改善に効果がされています。
動物に与えるときの注意ポイント!
不溶性食物繊維が多い為、与えすぎると逆に排便しづらくなったり、犬など繊維質の消化が苦手な動物は消化不良をおこすことがあるため注意が必要。
最後に
ウサギの毛球症予防として有名なドライパイナップル。毛球症予防で与えてみたいなと思った方は、特に固い芯の部分がブロメラインが多く、しかも硬くて食べ応えもあるのでおすすめです。
公式ショッピングカートにて販売中!
動物たちの健康維持やエンリッチメントに特化し
動物のプロが動物たちの事だけを考えて作ったドライシリーズ。
サイエンスファクトリー公式ショッピングカートにて販売中!
今後も続々と新商品を追加予定ですのでお楽しみに♪