動物プロダクション SCIENCE FACTORY ltd.

動物プロダクション サイエンスファクトリー

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GSA-JAPAN … 私たちの活動について

GSA-JAPAN … 私たちの活動について

動物たちの瞳に映る世界を変える

私たちは、野生動物や傷病鳥獣の保護、地域猫のTNR活動、飼育困難なペットの引き取りなど、多岐にわたる動物保護活動を行っています。人間社会の中で苦しみ、傷つき、あるいは見放されてしまった動物たちに手を差し伸べることが、私たちの使命です。

都市化や環境破壊、無責任な飼育放棄などにより、多くの動物たちが命の危機にさらされています。傷ついた野生動物は適切な治療を受けられず、衰弱していくことが多くあります。地域で暮らす猫たちは繁殖を繰り返し、過酷な環境の中で命を落とすことも珍しくありません。また、ペットとして飼われながらも、様々な事情で手放されてしまった犬や猫たちは、新たな家を見つけることができなければ、殺処分されてしまう可能性もあります。

こうした問題に対処するために、私たちは動物たちの「命を守る」ことを最優先に考え、日々活動を続けています。単に動物を保護するだけではなく、適切な医療、十分な食事、清潔な環境を提供し、彼らが安心して生きられるようにすることが重要です。しかし、それらの維持には多くの費用がかかります。特に医療費は負担が大きく、骨折や感染症などの治療が必要な動物は、回復までに時間と費用がかかります。また、保護施設の維持費、食費、衛生管理費なども無視できません。動物の数が増えれば増えるほど、それらの負担も大きくなっていきます。

それでも私たちは、1匹でも多くの命を救いたいという思いで、日々努力を重ねています。動物たちにとって、私たちの存在が最後の希望であることも多く、見捨てることはできません。人間社会の発展とともに、動物たちは居場所を奪われ、危険にさらされることが増えています。その中で、私たちの活動が果たす役割は非常に大きいと考えています。

また、保護活動を通じて、多くの人々に動物たちの現状を知ってもらうことも、私たちの大切な使命です。単に「可哀想だから保護する」のではなく、「なぜこうした問題が生まれるのか」「どのようにすれば動物たちが幸せに生きられるのか」を社会全体で考え、行動に移していくことが必要です。そのため、啓発活動や教育プログラムも積極的に行い、動物を大切にする文化を広げていくことを目指しています。

動物たちは私たちの言葉を理解しませんが、その目には確かな感情が宿っています。彼らは恐怖し、痛みを感じ、そして愛情を求めています。だからこそ、私たちは彼らの声なき声に耳を傾け、できる限りのサポートをしたいと考えています。動物たちが安心して生きられる社会を築くために、私たちはこれからも活動を続けていきます。

私たちの活動は、一時的な支援ではなく、継続的な取り組みを必要とします。そのために、支援者の皆さまと共に歩みながら、動物たちの未来を守るための努力を重ねていきたいと考えています。

 

守れなかった命が教えてくれたこと

運営方針と資金の確保

動物保護活動を継続していくためには、多くの資金が必要になります。保護した動物たちには適切な医療を提供し、安心して暮らせる環境を整えなければなりません。そのための医療費や食費、施設の維持費、スタッフの活動費など、必要な費用は年々増加しています。しかし、私たちは公的助成や寄付に頼らず、自主的な事業によってこれらの資金を確保することを選びました。

この方針を選んだ背景には、私たち自身の経験と信念があります。長年、動物業界で活動してきた私たちは、動物たちが「商品」として扱われる現実を目の当たりにしてきました。ビジネスの中で動物たちが利用され、利益を生む存在として管理される一方で、十分に守られず、命を失っていく個体も数多く存在しました。そのような状況の中で活動してきた私たちにとって、かつて救えなかった動物たちの命に対する自責の念が、現在の活動を支える大きな原動力となっています。

だからこそ、今度は私たち自身の手で、動物たちを救い、幸せに生きる道を提供したいと考えました。そのために、公的助成や寄付に頼ることも選択肢の一つではありましたが、私たちは動物プロダクション事業啓発グッズの販売といった独自の方法で資金を確保し、この活動を展開する道を選びました。

動物プロダクション事業では、保護した動物たちが映画やCM、教育イベントなどに出演し、彼らの魅力を発信することで、活動資金を得るだけでなく、保護動物の存在や動物福祉の重要性を広く伝える役割も果たしています。また、啓発グッズの販売では、動物保護のメッセージを込めた商品を企画・販売し、その売上を活動資金として活用しています。

このような運営方針を選んだ理由のひとつには、「動物保護は社会全体で取り組むべき課題であり、そのためには社会の中で継続的に受け入れられる仕組みが必要である」という考えがあります。動物たちが人間社会の中で生きる以上、保護活動もまた、社会と密接に結びついた形で運営されなければなりません。自主的な事業によって資金を確保しながら、動物たちと社会をつなぐ取り組みを進めることで、より多くの人に動物保護の意義を理解してもらい、共感してもらうことができると考えています。

私たちの活動は、単なる慈善活動ではなく、「動物たちの未来を支えるための責任ある取り組み」です。そのためにも、安定した運営を確立し、持続可能な形で動物たちを守り続けることが不可欠です。この方針のもと、これからもより多くの命を救うために、私たちは努力を続けていきます。

 

私たちが選んだ道は、動物たちと生きる未来。

具体的な活動内容

私たちの動物保護活動は、単なる保護にとどまらず、動物たちが安心して暮らせる環境を整え、新たな未来を築くための支援を行っています。そのために、動物プロダクション事業啓発グッズの販売を主軸とした活動を展開しています。これらの事業は、動物たちの命を支える資金を確保するだけでなく、社会に対して動物福祉の重要性を伝える役割も果たしています。

動物プロダクション事業

私たちは、保護した動物たちが新たな役割を見つけられるよう、映画やCM、ドラマなどへの出演を支援しています。この活動の目的は、単に動物たちを「出演させる」ことではなく、彼らの魅力を社会に伝え、動物福祉の意識を高めることにあります。

例えば、映画やテレビCMで保護された動物が活躍することで、「この動物たちは保護された子たちなんだ」「人間と共存できる道があるんだ」と多くの人に知ってもらうことができます。保護された動物が新しい役割を持ち、人々の心を動かすことができれば、動物保護の輪をさらに広げることができます。

動物プロダクション事業は、保護された動物たちが「役割を持ち、社会とつながる場を得る」ことにもつながります。人間の社会で生きる以上、動物たちにとっても新しい環境に適応し、役割を見つけることが大切です。そのため、私たちは動物たちの性格や適性を考慮し、無理のない範囲でプロダクション活動に参加できるように配慮しています。

啓発グッズの販売

動物保護の大切さを広めるために、私たちは啓発グッズの販売にも力を入れています。これらのグッズは、単なる物販ではなく、動物たちを救うためのメッセージを込めたアイテムです。

例えば、動物保護のメッセージがプリントされたTシャツやトートバッグ、ステッカーなどを販売しています。これらのグッズを購入した人が日常的に使用することで、周囲の人々にも動物保護の意識が広まり、支援の輪が大きくなっていきます。

また、グッズの売上はすべて保護活動の資金として活用されます。施設の維持費や動物たちの医療費、食費など、保護活動を続けるためには多くの費用がかかります。そのため、グッズ販売を通じて得た収益を動物たちのために還元し、より多くの命を救うことができるのです。

このように、啓発グッズの販売は単なる資金調達の手段ではなく、動物たちの未来を守るための大切な活動の一環となっています。グッズを手に取ることで、動物保護に関心を持つ人が増え、社会全体で動物たちを守る意識が高まることを目指しています。

私たちは、動物たちが安全に暮らし、人間と共存できる未来を目指しています。そのためには、保護活動を継続し、社会に対して動物福祉の大切さを伝え続けることが重要です。これからも私たちは、動物たちのために最善を尽くし、支援の輪を広げていきます。

救えなかった命があるから、今できることを続けていく。

私たちは、かつて守りきれなかった命があったことを忘れません。あの時、あの瞳に映ったのは何だったのか。助けを求める声が届かず、こぼれ落ちてしまった命があった。その痛みを、悔しさを、私たちは決して繰り返さないと誓いました。

この活動は、ただの「動物保護」ではありません。これは、過去の後悔を未来の希望へと変える挑戦です。もう二度と、無力さに涙することがないように。もう二度と、救えたはずの命をこぼさないように。私たちは、動物たちが安心して生きられる世界をつくるために、立ち止まることなく進み続けます。

動物たちは、自分の運命を選べません。しかし、私たちは、彼らの未来を変えることができる。 彼らが怯える世界ではなく、愛される世界を。彼らが奪われる世界ではなく、守られる世界を。たとえ小さな一歩でも、その積み重ねが確かに命をつなぎます。

「また、明日も生きていこう。」
そう思える命がひとつでも増えるように、今日も私たちは動物たちのそばにいます。

あなたの心が、この想いに触れたのなら——
どうか、一緒にこの未来をつくってください。

GSA-JAPAN … 本物の感動を、優しさでつくる。