
動物プロダクションの私たちが、なぜフードバンクを始めたのか
私たち**GSA-JAPAN(日本動物福祉映像倫理委員会)**は、動物プロダクションを母体とした民間のボランティア組織です。映画やドラマ、CMなどの撮影現場で動物たちと共に過ごし、数多くの作品に命の温もりを届けてきました。
しかしその舞台裏で、ずっと抱えてきた悩みがありました。
「この子たちと同じように、今まさに救いを必要としている命がたくさんいる──だけど、助けられない。」
実は私たち、これまで長年にわたり、自費で保護・飼育困難な動物たちの命を支えてきました。 行政の支援も世間の寄付も、どうしても“犬や猫”に偏りがち。 インコ、ウサギ、ハムスター、爬虫類、家禽、さらにはヤギやヒツジなどの動物たちは、その支援の網から取り残されがちです。
その中で、私たちは「現場」の苦しさを知りました。
食べさせてあげたいのに、フードが足りない
治療してあげたいのに、資金が回らない
引き取りたいのに、ケージもスペースも足りない
すべての動物たちに責任と愛情を持って接したい。 だけど、それを実現するには“体力”も“資金”も限界があるのです。
自費で続けた活動が限界を迎える中で見えた「希望の形」
これまでの保護活動・飼育支援は、すべて私たち自身の力でまかなってきました。 利益目的ではなく、“命を守りたい”という一心だけで続けてきた活動。
しかし、物価高騰や多頭飼育レスキューの増加などにより、支出は増えるばかり。 ついに、「もうこれ以上、自分たちだけでは支えきれない」と痛感する瞬間がやってきたのです。
そのときに出たひとつの答え。
それが、**「総合ペットフードバンク」**の設立でした。
この取り組みは、単なる“物資のやり取り”ではありません。 それは、
「命に優しい社会を、支援の仕組みから変えていく」 という挑戦の第一歩なのです。
フードバンクが目指す未来──すべての命に、食べる安心を
今の日本では、飼育を放棄された動物が後を絶ちません。 ニュースで報道されるのは犬や猫ばかりですが、 実際には、以下のような動物たちも保護・支援を必要としています:
ウサギ、モルモット、ハムスター、チンチラ、フクロモモンガ、リス、ハリネズミ
オカメインコ、セキセイインコ、文鳥、コンゴウインコなどの鳥類
カメ、イグアナ、トカゲ、ヘビ、カエルなどの爬虫類・両生類
ニワトリ、アヒル、ウズラ、ヤギ、ヒツジ、エミューなどの家禽・家畜類
こうした動物たちは、支援の対象として“想定されていない”ケースが非常に多く、 助けたくてもフードが届かない、用品が足りないという壁にぶつかります。
だからこそ、私たちは声を上げました。
「命に大小はない。種類によって命の重さが変わることもない。」
現場からのSOS──フードが足りないという現実
実際に、保護団体や個人ボランティアの方々からは、
「もう一袋のペレットがあれば、あの子を引き取れたのに」
「賞味期限が数ヶ月でもいい。すぐ必要な子がいるんです」
そんな切実な声が寄せられています。
私たちのフードバンクでは、
新品や未使用品だけでなく、
賞味期限が近いペットフード、
リサイクル可能なケージやヒーター、
小さな布、巣材、保温マット といった物資も、命をつなぐ“支援資源”として活用しています。
すべては、「今すぐ必要としている誰かのために」。
共に支える社会へ──あなたの思いが、命をつなぐ
私たちは今、ようやく仕組みを整え始めたばかりです。 まだ大きな資金も、広範囲な流通網もありません。 でも、私たちには「諦めなかった想い」があります。
そして、これを読んでくださっているあなたの中にも、
「何か力になりたい」「せめてこの子たちにごはんを」
そう思ってくださる気持ちがあるのではないでしょうか。
その想いこそが、命をつなぐ大きな力になります。
最後に──命の重さに違いはない。だから、私たちは続けます。
私たちは、特別な団体でも大きな法人でもありません。 動物プロダクションとして長年現場と向き合いながら、 その裏で静かに命を支えてきた、民間の小さなボランティア組織です。
でも、だからこそ気づけた現実があります。
支援が届かない命。
声にならないSOS。
食べたくても、食べるものがない現場。
そのすべてに対して、私たちはこれからも、 **「命を守るための仕組みづくり」**に挑み続けます。
ぜひこの活動を、応援してください。
支援・寄付・協賛のご相談は、公式お問い合わせフォームまで。
現在フォームに不具合が発生しているため、お問い合わせの際は件名に「寄付申込」「支援申請」「協賛希望」のいずれかを明記いただきますようお願いいたします。 折り返しにてPDF申込書をお送りします。
総合ペットフードバンク|GSA-JAPAN(日本動物福祉映像倫理委員会)
「すべての命に、食べる安心を。」

